EM技術は、乳酸菌や酵母、 光合成細菌など、昔から地球上に存在し食品加工などに使われてきた微生物を活用した技術です。
今では、農業、畜産、水産、資源リサイクルなど幅広く活用されています。
EM菌を活用した田畑にはミミズ、カブトエビ、ドジョウなどが見られるようになり、河川には魚、貝類やホタルが生息する状態が多数確認されるようになっております。
EM菌を活用した畜産は、悪臭やハエ等の発生も少なく家畜の糞尿は良質の有機肥料となり、畜舎からの廃水は河川、湖沼や海の浄化源となり、魚介類が増えることも確認されています。
更にEM菌は、家庭や学校において、米のとぎ汁で増殖し、台所やトイレの掃除、洗濯、お風呂やプールの清掃、生ごみリサイクルなどで活用され、その廃水は、河川、湖沼や海の浄化に役立っています。
このような成果を踏まえ、瀬戸内海や有明海をはじめ大阪湾のどの海でもEM菌が活用され始めました。
海のヘドロは多様なプランクトンの餌になり、シジミやアサリが復活、豊かな海を取り戻しつつあります。 象徴的な事例として大阪市漁協が行った道頓堀川の浄化です。
4ヶ月でヘドロが半減し、透視度は1m以上、悪臭は消えコイやボラが多く見られるようになりました。
大腸菌も20分の1以下となっております。
EM菌についての動画はユウチュウブで紹介されていますClickしてお進みください。
EM菌のEはEffective(有用)の頭文字のEで、 MはMicroorganisms(微生物群)の頭文字のMです。
有用微生物EMの頭文字をとって沖縄の比嘉教授が命名しました。実際にはEM菌という菌はいません。有用微生物を総称してEM菌といっています。
EM菌は善玉菌のかたまりまりです!
微生物には、人間にとって有用な善玉菌と、害をもたらす悪玉菌がいます。
EM菌はいくつかの善玉菌を、その効果が現れるように組み合わせたもので人体に全く安全なものです。
その安全性は北里環境科学センターのマウス試験で報告されております。
EM菌は自然界に生息する有用微生物を集めて培養したもので、人工的に作り出したものでなく、EM菌に含まれる微生物のほとんどは、酒や、味噌、チーズなどの発酵食品に使われているものと同じです。
乳酸菌
有機物の腐敗を防ぎ、発酵を進め、有効な養分にする
ビタミンや生理活性物質を作り出し、植物や他の有効菌の活性化を増進する
抗生物質を生成し、カビや病原菌を抑制する
アルコールを生成するこうじカビと同じ発酵系の菌で、有機物の有用発酵に導く働きをする
有害物質からビタミンや植物の養分を合成する。EMの中の主役
糖蜜: EM菌を培養する際にエサとなる。糖蜜には糖とミネラル等微量要素が豊富に入っているので安定したEM菌培養が出来ます。
EM菌はそのままでも増やして使えます。EM菌を増やして(培養)使えば、どんどんといろいろ使え、使えば使うほど環境が良くなります。
EM活性液
有機物の腐敗を防ぎ、発酵を進め、有効な養分にする
有機物の腐敗を防ぎ、発酵を進め、有効な養分にする
抗生物質を生成し、カビや病原菌を抑制する
アルコールを生成するこうじカビと同じ発酵系の菌で、有機物の有用発酵に導く働きをする
有害物質からビタミンや植物の養分を合成する。EM菌の中の主役
EM菌は生き物ですからEM菌に糖蜜(エサ)を加えて誰でも簡単に増やすことが出来ます。培養の仕方はclick
乳酸菌,放線菌,糸状菌,の持つ殺菌力,乳酸,各種有機酸,抗生物質等が有害微生物の増殖を抑制します。
堆肥,腐植,繊維質を住み家にすると共にこれらと連動して通気性,通水性のよい土壌を作ります。
土壌中の腐敗有機物を腐敗分解より発酵分解へ導きます。
有機農法にかかせない有機物を発酵させることにより,良質のEMボカシが作れる。
堆肥作りにはもちろん、半熟堆肥,家畜生糞,未分解有機物,及び,緑肥,作物残渣,等の腐敗を押さえ害を出さずに活用できます。
有機物を微生物が分解消化し植物が利用吸収しやすいアミノ酸,糖分,酵素,有機酸,生理活性物質等に変えます。
化学農薬や化学肥料の多用により土壌中の微生物(善玉菌)が住みにくくなり病害が発生しやすい片寄った微生物(悪玉菌)が 大量に発生しやすい状態になります。
良質の有機物と堆肥等をEMと共に施用することによりバランスの取れた菌相になり、土も柔らかく水はけの良い土となり
病気が出にくく,肥料効果の高い胃袋(保肥力)の大きな土壌になります。
散布希釈倍率 1000~2000倍 殺菌剤以外の他資材との同時混合での使用も可能です。
ここで言うEM菌1は
土壌改良資材で㈱EM研究所及び(有)サン興産業が製造しているEM菌でほんだ農場が販売しているEM菌のこと。
この液は、好気性と嫌気性の微生物(主な物、乳酸菌群、酵母群、光合成細菌群、発酵系の糸条菌群、グラム陽性の放線菌群)を複合培養したもの。
これらの種々の微生物の働きが土壌中で連動し合い相乗効果を発揮する。
EM菌で有機物(米ぬか,油粕など)を発酵させたもの。
一般で言うボカシ肥料と同じような物。発酵過程で、EM菌を増殖させその密度を高め、圃場では有機物がEM菌を増殖させる餌となる。
EMボカシを目の細かなネット袋に入れ水に一昼夜浸し、EMボカシに含まれているエキスを抽出したもの。